2018/08/07
太陽光発電所の草刈り?
多くの太陽光発電所は、土地の有効活用のため、空き地に建てられています。長く稼働している太陽光パネルの足元に、雑草が生い茂っているのをご覧になったこともあるかと思います。
一見、問題なさそうに見えて、実はこの「雑草」は、太陽光発電所にとって「大敵」なのです。
雑草処理はSolarPitにお任せ!
SolarPitでは、お客様の発電所を適切に維持するため、定期的な雑草処理を行っています。
こんなに怖い!雑草トラブル
強い繁殖力を持つ雑草は、気がつくとあちこちから生えてきます。初めのうちは問題がなくても、段々と生い茂っていくうちに、様々なトラブルの原因となっていきます。
- パネルやケーブルの損傷
- 発電効率の低下
- 火災の発生源
- 美観・景観の乱れ
- 盗難被害の遠因となることも
パネルやケーブルの損傷
たかが雑草と侮ってはいけません。植物には、硬いアスファルトでさえも突き破って成長する力があります。
太陽光発電のパネルや、架台・周囲のケーブル類等、雑草による損傷は意外と多く発生します。
発電効率の低下

また、太陽光パネルよりも高い位置まで雑草が育つと、影の影響による発電量の低下も発生する恐れがあります。
売電収入額へ直接関わってまいりますので、放置せず、早めの対策が必要となります。
火災の発生源
太陽光発電所では、主に太陽光パネルの背面に、多くの電線が配線されています。パネル背面まで伸びてきた雑草と配線が接触することにより、火災が発生する場合があります。
また、あまり知られていませんが、仮に太陽光発電所で火災が発生した場合、「燃えながら発電し続ける」という非常に危険な状態になります。
感電の恐れがあるため、ホースでの散水や消火剤の散布ができず、燃え尽きて自然に日が消えるまで待つしかない状況も多く発生します。
たかが雑草と軽く考えていると、壊滅的な被害を被ることもあるのです。
美観・景観の乱れ

様々な場所へ設置されている太陽光発電所ですが、土地の有効活用のため、所有している空き地等で発電を行っている方が多くいらっしゃいます。
生い茂った雑草を放置していると、ゴミを投げ捨てられたり、美観・景観の乱れによって近隣の住民の方からの苦情が発生する場合もあります。
また、投げ捨てられたゴミによって火災の発生する確率も高くなります。
盗難被害の遠因となることも
近年、太陽光発電に限らず、金属類(ケーブル内の銅線等)の盗難被害が全国的に多発しています。雑草の生い茂ったまま放置されている太陽光発電所は、窃盗犯の格好の標的となります。
普段から人が見回りに来ないと判断されてしまい、ほぼ全てのケーブルを盗難にあってしまうこともあります。
また、発電モニター等の設備を取り付けていなかった場合、被害にすぐに気づかず、大きく売電ロスをしてしまう可能性もあります。